コンセプト
当院のコンセプト
病院好きになってほしいと願い…
ほとんどのワンちゃん・ネコちゃんたちは病院が大の苦手です。病院に来ると怖くて、ぶるぶると震えたり、おもらしをしてしまったり、逆に興奮してしまうこともあります。飼い主様もそんな愛犬・愛猫を見ると悲しい気持ちになることが多いと思います。
そして、病院に連れてくることが可哀そうと感じ、病気の発見や治療が遅れてしまうことがあります。また、病院が苦手なワンちゃん・ネコちゃんでは治療方法が限られる場合もあります。
ワンちゃん・ネコちゃんに病院好きになってもらい、飼い主様のストレスも軽減し、楽しく病院に通っていただけるように努力いたします。
当院の特徴
ドッグラン併設
病院に来てくれるワンちゃんたちに少しでも病院を楽しんでもらうために、小さなドッグランを併設しています。
診察後にドッグランで緊張をほぐしたり、お散歩の途中に寄って遊んだり、病院に慣れて好きになってもらえるとうれしいです。
犬・猫各優先待合室
ワンちゃんが苦手なネコちゃんのために南向きの暖かな猫優先待合室を設けています。
ワンちゃん優先の待合室も設けておりますので、安心してご来院ください。
おやつの用意
診察室・受付におやつを用意しています。気持ちもリラックスでき、ワンちゃんがおやつを食べている間に注射が終わってしまうこともあります。
アレルギーなどで食べられないおやつがある場合はお知らせください。
猫専用入院室
ワンちゃん、ネコちゃんそれぞれ独立した入院室を設けています。
ネコちゃんは寒がりなので、猫入院ケージは床暖房が完備されています。
老犬・老猫の介護
ワンちゃん・ネコちゃんの寿命が延び、長生きになったことはうれしいことですが、認知症や寝たきりなど高齢ならではの難しい問題も多くなってきました。
たとえば、ワンちゃんの夜鳴きによるご家族の睡眠不足やご近所に対するお気遣い、またいつまでこの状態が続くのかといった精神的なストレスも感じているかと思います。そのようなお悩みを抱えている飼い主様のお手伝いをさせていただきます。
こうめ動物病院の名前の由来
病院好きになってほしいと願い…
病院名は私の大切な猫、三毛猫の「小梅」から名付けました。小梅は私の以前勤務していた大塚動物病院の居候猫で、私が獣医師になったその年に保護されてきました。それから12年間、同期として私の獣医師人生をずっとそばで支えてくれました。
元々、小梅という名前は大塚院長と私でつけた名前ですが、病院を辞める時は引き取ろうと心に決め、このコの命に責任を持とうと思い、名付け親になりました。小梅は引き取った時にすでに腎臓病を患っており、開業を決意したときには悪化がみられ、余命は数か月だということもわかっていました。私はずっと小梅と一緒にいたいと思い病院名を「こうめ」としました。
そして、「こうめ」という名前に、下半身不随でも腎臓病でもマイペースに楽しそうに生きていた小梅のように、当院に来てくださる病気を抱えた動物たちとそのご家族にも前向きに生きていただきたいという願いを込めました。