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こうめ動物病院の取り組み
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老犬・老猫介護のお手伝い
ワンちゃん・ネコちゃんの寿命が延び、長生きになったことはうれしいことですが、
認知症や寝たきりなど高齢ならではの難しい問題も多くなってきました。
たとえば、ワンちゃんの夜鳴きによるご家族の睡眠不足やご近所に対するお気遣い、
またいつまでこの状態が続くのかといった精神的なストレスも感じているかと思います。
そのようなお悩みを抱えている飼い主様のお手伝いをさせていただきます。
往診について
病院に愛犬・愛猫をお連れになりたくても、難しい場合は往診をご利用ください。
老齢犬・老齢猫では、ご自宅での様子を見させていただいた方が、適切なアドバイスができる場合があります。
病院にお連れになるのが大変な時に ・お車がない ・車酔いがひどい ・小さなお子様がいらっしゃる ・家を空けられない ・動物病院まで遠い ・お一人で連れていけない ・ワンちゃんが歩けない |
病院が苦手なワンちゃん、ネコちゃんに
病院に来ると怯えてしまったり、攻撃的になってしまったり、興奮してしまったりするワンちゃん・ ネコちゃんでも、ご自宅では落ち着いて診療できる場合もございます。 |
マイクロチップについて
当院ではマイクロチップの装着を推奨しています。
花火や雷などの音にびっくりして飛び出してしまったり、遊びに行った先で迷子になってしまったり…
また災害時や盗難にあったときなどのために…
マイクロチップとは動物の個体識別を目的とした皮膚の下に埋め込む電子標識器具です。
一般的な皮下注射と変わらない処置で装着できるので、動物への大きな負担はありません。
迷子になった時
保護されて、専用の読み取り機で番号を読み取り、問い合わせることで速やかに飼い主様が判明します。
海外に連れて行く場合、海外から連れて帰る場合
海外には、ペットへのマイクロチップの装着が義務付けられている国があります。そのような国への入国は、 事前にマイクロチップを装着しておかないと入国することができません。
また、日本に連れて帰ってくる場合、マイクロチップ装着の有無その他によって、係留期間が異なります。
(日本政府が定める要件を満たしていれば、係留期間は12時間以内ですみますが、最長180日係留されることに なります。)
注意:マイクロチップは個体識別の器具でGPS機能はなく、どこにいるかを知るためのものではありません。
病院犬 つるこの場合
つるこは開業2か月前に横須賀の県道で保護しました。かわいいコですからすぐに飼い主さんが判明するかと思っていましたが、結局見つからず、我が家に迎え入れられました。もしマイクロチップが装着されていたら、すぐに飼い主さんのもとに帰れたでしょう。また、もしかしたら、今も以前の飼い主さんはつるこがいなくなってしまい、悲しい思いをしていらっしゃるかもしれませんが、そのような思いもしないで済んだと思います。
福島で伺ったお話
福島の警戒地域から非難されている方からお伺いしたお話です。 大事な真っ黒なネコちゃんと一緒に避難することができず、仕方なく逃がしたそうです。避難後、動物シェルターに黒猫が保護されたという情報が入るたびに確認に行かれたそうですが、ノラ生活をしていた猫たちは怯えて痩せていることが多く、表情も変わっていたため、真っ黒な猫ちゃんを見るたびに、うちの猫ではないかと迷われたとお話してくださいました。ご自身の愛猫に出会えたのはその年の秋だったそうです。 マイクロチップが装着されていれば、災害などでたくさんの猫や犬が迷子になってしまっても、早期に飼い主さんが判明することができます。
当院での取り扱い
費用 マイクロチップ装着費用(処置料を含む) 5,000円
登録料(1,000円)は飼い主様ご自身でご負担いただきます。
去勢手術・避妊手術時に実施の場合、20%割引いたします。
腫瘍診療ついて
ペットにも様々な種類の腫瘍があり、残念ながらすべての腫瘍が治るわけでなく、腫瘍は犬・猫の死因の上位を占めています。進行していく腫瘍に対して、どんなふうに悪くなるのか、どういう症状がでるのか、残された時間がどの程度なのかを知ることができれば、ワンちゃん・ネコちゃん、そしてご家族のみなさんに「より良い最期(看取り)」を迎えてもらえるのではないかと考え、腫瘍の認定医となりました。
どんな腫瘍なのか、どのような治療方法があるのか、ご家族とよくお話をして、最善な治療を見つけていきたいと思っています。
必要であれば大学病院や二次診療施設、専門医にご紹介いたします。